Θセンター試験後の解答速報を見たらするべき私立対策と二次対策までの過ごし方
たるお です。こんにちは!
受験生のみなさん、センター試験お疲れさまでした! 長い受験の闘いも、ここで一段落ですね。まだセンターの余韻に浸ってボーっとしている方はいませんか? 2月末の二次試験、または私立大受験の闘いはもう始まっています!
そして、この約1ヶ月間の過ごし方が大きな鍵を握ってきます。そこで、今回も大学受験の話をば。センター試験後の期間を過ごすうえで、心掛けたい3つのことをご紹介します!
▼目次
1. 点数に左右されない
センターの自己採点はもうしましたか? 明日の朝には答えが出るわけですが必ず自己採点をしましょう。採点に下のサイトを活用するのもありです。
各教科の点数を把握したら、河合塾 と 駿台予備校 の2箇所に採点結果を提出しましょう。河合塾や駿台予備校にはセンターリサーチというのものがあります。受験者がデータを提出することで、河合塾や駿台予備校がセンター試験も結果を分析し、分析結果を受験生に返すというシステムです。あとから合格可能性などが出ます。
1つの予備校ではなく、2つの予備校で出すようにするのがポイントです。意外とデータが違うんです。河合塾ではA判定なのに、駿台予備校ではC判定とか、そういうことがよくあります。自己採点が終わって、予備校への提出も終わったら、
センター試験は忘れろ!!
提出した週の木曜か金曜には結果が届きます。
センター・リサーチ | お役立ち情報 | 大学受験の予備校 河合塾
あなた見据えるのは次の試験です。喜んでも、泣いても、悔やんでも、終わった試験の結果が変わることはありません。結果が変わるのは次の試験だけです。一番大事なのは、採点結果がどうあれ"点数に左右されない"ということなのです。まあ、人間ここが一番難しいんですけどね。
さて、私大入試、国公立の2次試験に向けて、勉強を今日からはじめましょう。必ず今日からです! 「今日はセンター試験終わったから、1日ぐらいはちょっと休んで〜♪」とか、「家族と外食いって〜♪」とか、「凹んだりして〜。。。」とか言っていたら、明日も休むことになります。
切り替えはその日にする!
次の試験まで約1か月。じつは、この時期は学力を大きく伸ばせる期間なんですよ。ここからのポイントは、
学習時間の密度が濃さ
夏休みの頃に比べると、問題を解くスピードは2倍くらいになっていること。この時期は授業がない学校も多く、1日の自由な時間も通常時の倍くらいあること。掛け合わせてみましょう。つまり、"この1か月には4か月分もの学習ができる計算になる"ということです。
逆に、ここで1日休んでしまうと、4日ムダにしたことになると気を引き締めるといいと思います。時間は大切にしましょう!
じゃあ、まず何からはじめるか。それは、"志望校の過去問を解き、課題を見つけること"です。過去問を解き、自己採点し、大学が公表している合格最低点と比較する。あと何点とればオッケーなのかというイマとの差が見えたら、それをどうやって埋めていくかを具体的に考えていく。
志望校の出題傾向と自分の得意・不得意をよく考えて、残された時間で得点アップが見込めそうな分野を洗い出しましょう。
不得意なものを得意にするよりも、
得意なものをさらに伸ばすこと!
さらに、
歯が立たない問題や苦手な分野は
捨てる覚悟も必要です
具体的な得点戦略を立てておくことは、志望校への気持ちが切れるのを防ぐ効果もあるんです。「志望校の合格最低点までの40 点を埋めるぞ!」というような具体的な数値目標があると、学習や合格へのテンションを維持しやすいです。
がむしゃらに勉強するのではなく、限られた時間の中で出来ることにある程度見通しを持ってやることが大切です。
2. 見通しを立てる
こうして志望校合格への得点戦略を練り、今度はそれに基づいた学習計画を立てていきましょう。
試験までに何をすべきなのか
過去問なのか
模試の復習なのか
それとも苦手分野対策なのか
それをまず紙に書き出しましょう。
そして、予定表を用意し、一週間でやること・一日でやることを書き込んでいきましょう。ここで予定をがっちがちに決める必要はありません。あくまで見通しを立てることが重要です。ある程度やれる分量の限界が分かれば、そこから今やるべきことが見えてきますし、適度な緊張感も湧いてきます。
そして、"併願校でもいいかという甘い気持ちは捨てること"。「絶対に本命校に合格するんだ!」という断固たる決意を持たなければ、併願校の合格がわかったとたんに気が緩んでしまうんです。また、自信と希望を持ち続けることも大切。
とはいえ、自信をなくし、ネガティブになることもあります。そんなときは、無理に元気を出そうとしても、根本的な解決にはなりません。頭で考えるのはやめ、とにかく机に向かい、自分が解ける問題や易しい問題を解こう。
「できる」という感覚を体感することが、何よりも自信回復に効果的なんです。
過去問を解いて得点戦略を練り、重点分野を中心に学習計画を立てたら、"あとはそれに従って勉強するのみ"です。センター試験後は、第1志望校に向けて一直線に走ればいい。目標がはっきりしてて、やるべきことが絞られているため、勉強に集中しやすいはずなんです。
こうしてある程度力がついたなと感じたら、あらためて、過去問に挑戦しましょう。
目的は試験本番のシミュレーションです。解答順序や各問題にかける時間など、実際の試験の感覚を身につけておく。そのときは、とくに自分がミスをしやすい部分に注意しよう。「ここはいつもミスをするから気をつけよう!」と入念にチェックする習慣をつけておくことで、試験本番でもミスが防げるのです。
3. 体調を崩さない
ここからの一ヶ月は、体調管理が何より重要になってきます。深夜遅くまで勉強したり、無理して試験本番に体調を崩し、力を出し切れなかったということになってしまったら、ぜんぜん意味がないんです。
睡眠をしっかりとらないと、記憶が定着しないということはよく知られていますよね♪ 次の日の判断力や集中力、病気への抵抗力も低下します。
今やっている勉強をやめて寝床に入るのは、とても勇気のいることですが、"睡眠時間も勉強時間"と考えましょう!
また、本番の試験は多くの場合、午前中から実施されます。今まで夜型だった方も、午前中から勉強に集中できるような、朝型のリズムをこれから作るべし。
何はともあれ受験生のみなさん、本当にセンター試験お疲れさまでした。この一ヶ月をうまく利用し、試験で最大限の力が発揮できることを心より祈ってます。
Θセンター試験が終わったとき悩みやすい質問11個に答えました - ONE's ENGLISH DOJO
ここからがラストスパートです。
あと一踏ん張りです。
ではでは!