Θ【保存用】12個の質問でチェック!1日あればマスターできる英語の助動詞まとめ
たるお です。こんにちは!
英語の文法を勉強するときに1番大切なのは時制についてです。
で、その次に大切なのが助動詞ってやつ。この助動詞と時制にはチョットしたつながりがあって、助動詞をマスターするためには時制の知識や考え方が必要になってくるんです。
なんでかっていうと、助動詞の中にはcanやwillのように近い形(=現在形)と遠い形(=遠い形)を持つものがあるからです。
現在形は身近なことや現実に近いことをあらわすので近い形、過去形は遠い話をするときに使うので遠い形とよんでいます。過去なら時間的に遠いですし、仮定法なら現実と遠い、丁寧表現なら人間関係が遠いと言えるからです。
couldやwouldはcanやwillの過去形。
でも、過去のことをあらわすだけじゃない。
もちろん過去をあらわす場合もあるんですけど、couldやwouldが時間的に遠い過去のことをあらわすとは限らないんですよ。
で、時制については以前にまとめを作ってみたので、ぜひぜひ参考にしていただけたら嬉しいですφ( ̄ー ̄ )
「ものたりないわよ!」
「ここが知りたいのよ!」
「わかりにくいんだよ!」
などなどあれば、TwitterからでもFacebookからでもコメントからでも、どうぞ気軽に聞いてみてくださいね♪
ハナシを戻して、今日は助動詞について。
助動詞は話し手の「心理」をあらわす大切なものです。助動詞をつかいこなすには、日本語訳だけじゃなくて、それぞれの助動詞のイメージをつかむことがめちゃんこ重要なんです。
というわけで、
あなたが助動詞をマスターするための
12個の質問を用意してみました!
わからなかったり、あいまいだったり、もっと知りたい部分があれば、オススメの記事を紹介してバシッと解決していきますよん♪
それでは早速イキますよ〜♡
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▼目次
- 1. could=「できた」だと思ってる?
- 2. 〜せざるを得ないって英語で言える?
- 3. mustとhave toの違いは大丈夫?
- 4. I must go.とI must be going.は違う?
- 5. 〜に違いない = mustだと思ってる?
- 6. 「〜かもしれない」にmayを使ってる?
- 7. mightをmayの過去形だと思ってない?
- 8. 助動詞の過去形が過去をあらわす思う?
- 9. した方がいい=had betterだと思う?
- 10. 「昔」をused toであらわせる?
- 11. used toとwouldを使い分けは大丈夫?
- 12. 代動詞のdoやdo soを使いこなせる?
- 13. さいごにまとめ+α
1. could=「できた」だと思ってませんか?
過去形というのは時間が過去のこともあらわすんですけど、いろんな意味での遠さをあらわしたいときに使うんです。
その遠さには、時間的な遠さ(過去形)や現実との遠さ(仮定法)や人間関係の遠さ(丁寧表現)があります。なので、今日からは過去形を遠い形と考えるといいですよ♪
couldは遠い形まとめ
- 時間的に遠い「〜できた」
- 現実から遠い「(〜なら)できるだろう」
- 人間関係が遠い Could you 〜
「〜していただけませんか?」
もっと詳しく知りたい人はこの記事!
Θcouldには3つの使い方があるよ!意味は「〜できた」だけじゃない - ONE's ENGLISH DOJO
2. 〜せざるを得ないって英語で言えますか?
「〜せざるを得ない」を英語で言おうとすると、cannot help doing〜を使う人がとっても多いんです。
ただ、cannot help doing〜は「つい反射的に〜してしまう」という意味。身体が勝手に反応してしまうような話なんですよ。
なのでhave toを使いましょう!have to do〜で「仕方なく〜しなければならない」と覚えておくと実戦でも使いやすくなりますよ♪
「せざるを得ない」の言い方まとめ
- cannot help doing〜
つい思わず何かをしてしまう意味 - have to do〜
仕方なく何かをしなければならない意味
もっと詳しく知りたい人はこの記事!
Θせざるを得ないって英語で言えますか?mustとhave toの違いがポイントですぞ - ONE's ENGLISH DOJO
3. mustとhave toの違いは大丈夫ですか?
1人称が主語のとき、have toは「仕方なく〜しなければならない」という意味。mustは「自発的に〜しなければならない」という意味になります。
2・3人称が主語の場合でも、have toは周囲の状況によって「〜しなければならない」と伝わるのに対して、mustは話し手の考えで「〜しなければならない」という感じに伝わる。
ちなみに1人称とは自分(たち)のこと。英語でいうIとかWeとか。2人称は目の前の相手(たち)のこと。英語でいうYouです。3人称はそれ以外すべてで、人も物もすべてです。ちなみに相手を名前でよぶときは3人称になります。
mustとhave toの違いまとめ
- have toは周囲の状況によって
仕方なく〜しなければならない - mustは話者や自分の意志で
自発的に〜しなければならない
もっと詳しく知りたい人はこの記事!
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4. I must go.とI must be going.の違いって知ってます?
mustやhave toやshouldの次に来る動詞を進行形にすることがあるんです。must be doing〜みたいな形で。
そうするとmust do〜やhave to do〜やshould do〜よりも切迫感がでるんですよ。ソワソワするってこと。さわさわじゃないですよ!
-ingには動くニュアンスがあるので、心が動く感じが出るんです。
助動詞の次の動詞の進行形にすると
- I must go now.
「そろそろ行かなきゃ」 - I must be going now.
「もういい加減行かなきゃ!」
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5. 〜に違いない = mustだと思ってませんか?
「〜にちがいない」と言いたいときにmustを使おうとする人が多いです。ただですね、mustは未来のことへの推量には使えないんです。使うとすれば現在のことの推量だけ。
しかも確実な判断材料が必要です。
日本語でいう「〜にちがいない」は、どちらかというとmustよりもwillであらわすことが多いんですよ♪
推量のmustまとめ
- 現在の推量にのみ使える
- 確実な判断材料が必要
- 未来の推量にはwillを使う
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Θ勘違いだよ?〜に違いないはmustとは限らない!推量の英語4つの違い - ONE's ENGLISH DOJO
6. 「〜かもしれない」という日本語にmayを乱用してません?
気をつけてほしいのはYou may〜という使い方です。You may〜と言われたときネイティヴが真っ先に考えるのは「〜したまえ」のニュアンスなんです。
めちゃんこ偉そうな言い方ですよね。どっかの王様が下下の民にでも向かって言うような言い方になっちゃうんですよ。
推量よりも超上から目線の許可と受け取られてしまうので注意が必要ですよ♪
mayの注意点まとめ
- 「〜かもしれない」以外にも意味がある
- You mayは上から目線の許可
- 許可で使うならMay I〜?はOK
もっと詳しく知りたい人はこの記事!
Θえ、あんまり使わないの?ネイティヴは推量や許可にmayを避けるんだってさ - ONE's ENGLISH DOJO
7. mightをmayの過去形だと思ってなませんか?
じつはmightもmayも可能性の低い推量をあらわします。自信の強さが違うだけで、mayの推量なら50%、mightの推量なら20%から30%というだけなんです。
もちろん、時制の一致だったり仮定法のときにはmayの過去形としての役割でmightを使うこともありますよ♪
mightってなんだ?まとめ
- たんなるmayの過去形ではない
- mayより可能性の低い推量
- mightじたいに過去の意味はない
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8. 助動詞の過去形が過去をあらわすと思ってませんか?
「〜したかもしれない」と言いたいときには、mayをmightにかえたりcan'tをcouldn'tに変えるんじゃないんです。助動詞の後ろにhave+p.p.をつけるようにしましょう。
助動詞+have+p.p.という形を使うことによって、過去を推量したり過去を後悔する気持ちをあらわせるようになります。
ちなみに、have+p.p.の「p.p.」は過去分詞のこと。p.p.は過去分詞を英語であらしたpast participleの略なんです。
助動詞で過去の推量や後悔をあらわす
- have+p.p.を助動詞の後ろにつける
- have+p.p.の基本的な意味は
「現在から過去を振り返る」 - 過去形ではあらわせない
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9. 〜した方がいい=had betterだと思ってます?
had betterを「した方がいい」、shouldを「すべき」と考えてる人が多いんですけど、じつはですね、had betterには「しないと大変なことになるぞ!」って意味がこもってるんですよ。
どちらかといえば「すべき」に近い。
脅しに近い忠告ってやつなんです。
逆にshouldは、友人や親しい人に向かって「したほうがいいよ」とアドバイスしたいときに使いますよ♪
had betterの真実まとめ
- 「したほうがいい」ではない
- しないと大変なことになるという忠告
- 軽くアドバイスするならshould
- 親しくない人にはWhy don't you〜?
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Θねぇ逆じゃない?shouldは「すべき」じゃないしhad betterは「した方がいい」じゃないよ - ONE's ENGLISH DOJO
10. 「昔」をused toを使ってあらわせますか?
「昔」を英語であらわすときに、時をあらわす副詞だと考えるとonceやin the pastとなります。こうする人もたくさんいる。
ただ、used toという助動詞を使うほうが自然な表現になるんですよ。
このused to+動詞の原形をつかうことで、過去の習慣や過去の状態をあらわすことができるんです。ただし、「いまは違うけどね!」という意味を含んでいます。
「昔」を英語でなんと言うか
- used to+動詞の原形を使おう
- 過去の習慣や状態をあらわす
- いまは違うことを意味する
- be used to doingとは違うぞ!
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Θ昔はね!used toとwouldで自分の過去を語ろう!違いや似ている表現も解説するよ - ONE's ENGLISH DOJO
11. used toと過去の習慣のwouldを使い分けられます?
used toと同じような意味をもつ助動詞に、過去の習慣をあらわすwouldっていうのがあるんです。この2つは似ているようで少しだけ違うんですよ!
wouldは動作動詞にしか使えないんですけど、used toは動作動詞と状態動詞のどちらも大丈夫だったり、wouldは文末をwouldで終わらせたりはできません。
あと、wouldのあらわす過去の習慣は、いまも続いてる可能性もあるんです。used toは過去にしていたけど今は違うんです。
used toとwouldの違い
- wouldは動作動詞にしか使えない
- 文末をwouldで止められない
- wouldに今の習慣は関係ない
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12. 代動詞のdoやdo soを使いこなせますか?
これはサクッとまとめるのは大変そうだ。
なので、ちょっとテストしてみましょう♪
次のカッコに入るのはどっちでしょうか?
I'm too busy to get the tickets.
Who is going to do ( )?
① it ② them
こいつは難問ですよ( ̄+ー ̄)
わからなかった人にはこの記事!
Θ助動詞G級クエスト!代動詞のdoを討伐せよ!do soやdo itとの使い分けを伝授します - ONE's ENGLISH DOJO
13. さいごにまとめ+α
さて、いかがだったでしょうか?
ちょっと細かいハナシも出てきたんですけど、それだけ助動詞っていうのは細かい心の動きを表すってことなんです。
まずは恐れずにどんどん使ってみることが大切なので、意識しすぎて何も言えないのは困っちゃいます。それはマズイです。ただ、少し慣れてきたら、伝わり方を意識していくと表現の幅もグングン広がっていきます。
レベルが上がるのってワクワクしませんか?
というわけで、表現の幅を広げていきたいアナタには最後にこんな記事もオススメ♪
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今日はオワリッす!
おつかれさまでした♪
ではでは!
最後まで読んで戴きありがとうございます。
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