Θねぇ知ってる?過去よりも過去!大過去はhad+p.p.とは限らないんだって
たるお です。こんにちは!
いやぁ〜、春ですね。3月って色々ひと段落する時期じゃないですか。大学生はいよいよ就職活動がスタートしてますけど。こういうときって何か新しいことを始めるのに最高の時期なんですよね♪
でですね、中学生のクライアントさんも学年末テストが終わって、ちらほら報告がきてるんですよ。ホント嬉しい報告がたくさんでニヤニヤが止まりません(笑)
「昨日の英語の問題は思ったよりも簡単だったよ」と言う人が結構多いんですよね。それで問題を見てみると、そんなに簡単でもないんですよ。もうホントね、一人一人が自分で頑張ったからだと思うんですよね♪
さて、
今日は大過去についてお話しします。少し英文法を勉強したことがある人は、大過去はhad+p.p.で表すと考えると思うんですよね。じゃあ早速、下の文を英語にしていきましょう♪
昨日の英語の問題は思ったよりも簡単だった
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▼目次
- 1. 「思った」の時制は何だ?
- 2. 大過去ってなんだ?
- 3. 大過去は過去形でもいい
- 4. 出来事を起きた順に言うなら、ぜーんぶ過去形
- 5. 「問題」って英語で何ていうの?
- 6. 英訳してみました♪
1. 「思った」の時制は何だ?
わかりますか?
「た」があるので過去形だと思う人もいると思います。じつは、過去形でもオッケーです。ただまぁ、英文法を勉強してる人は”had thought”と答えることが多いです。で、これは文法用語で何となんと呼ばれてるか知ってますか?
「過去完了じゃん!」
ではないんですよ。広い意味でいうと過去完了でもいいんですが、正確に言うと”大過去”と言うんです。僕はhad+p.p.があらわす時制は2つあると考えています。なので、1つが大過去、もう1つが過去完了として今回は説明します。
なんでかっていうとですね、大過去と過去完了を一緒にしてるせいで、過去完了を正しく使えない日本人が多くいるからなんですよ。なので、いったん素直に受け入れてもらえると嬉しいです♪
2. 大過去ってなんだ?
最初にちょっと質問です。過去完了ってどういうときに使うのか説明できますか?けっこう勉強してる人は「過去よりも前の過去だよ!」と言ってました。でもそれは過去完了の説明じゃないんですよ。
過去形で表されるある時点よりも
もっと前に起きたこと
これは大過去の説明なんですよ。じつは。
TARUO lost the ring I had given him.
たるおは私があげた指輪を失くした。
彼女にもらった指輪を失くすなんて男として最低だ!っという意見はおいといてくださいね。たとえばの話ですよ、たとえばの^^;;
今回の例文ではhad givenの部分が大過去です。文の主節 TARUO lost the ringの部分が過去形で書かれてるので、「指輪をなくした」のが過去のことです。そうすると「指輪をあげた」のはもっと前だとわかるので大過去を使います。
3. 大過去は過去形でもいい
じつはですね、さっきの文は過去形でもいいんですよ。むしろ、ネイティヴの人たちは過去形で表す方が自然に感じています。
TARUO lost the ring I gave him.
「指輪をあげた」ことが「指輪をなくした」ことより時間的に先だというのは常識でわかるんですよ。人には常識というものがあるんで、そんなに厳しくどっちが先かと気にする必要はないんです。
大過去は過去形でもいいんです。
4. 出来事を起きた順に言うなら、ぜーんぶ過去形
「どっちが時間的に先なんだ!?」と意識しすぎると、変な間違えをすることが多くなっちゃうんですよ。ホントに。
× I had given him a ring and TARUO lost it.
○ I gave him a ring and TARUO lost it.
上の文では、前半のhad givenは間違いで、gaveにするのが正しいんですよ。つまり、出来事を起こった順番どおり説明するなら、すべて過去形でいいということです。
大過去を使うのは、時間的に後に起きたことが前に来て、時間的に先に起きたことが後ろにくる場合だけなんですよね。その場合でも、さっきのように人間の常識があるので、過去形のままでも通じるんですよ。
なので、大過去という時制は英文を書いたり話したりする場合に、そんなに意識しなくても大丈夫なんです。使わなくたっていいんですよ♪
5. 「問題」って英語で何ていうの?
さて、英訳の発表の前に「問題」という英語について考えてみましょう。
試験問題の「問題、設問」はquestionです。problemは「個人の悩み」や「社会問題」をあらわします。issueは「社会問題」だけです。matterは「件、こと」という軽い感じで使うんですよ♪
ちなみに、「〜(学科)の問題」というときの前置詞はofではなくinになるので注意しましょう。よくofにしちゃうんですよね。prince of tennis テニスの王子様みたいに。
6. 英訳してみました♪
昨日の英語の問題は思ったよりも簡単だった
The questions in English were easier than
I (had) thought.
さて、いかがだったでしょうか?
けっこう英語を一生懸命の勉強してるひとに多いのが、「英語はこういうものだ!」みたいな決めつけなんですよね。で、「間違えたら恥ずかしいし、、、」みたいに考えて、会話中に黙ってしまうんです。
さいしょのうちは使ってみることが大切なんですよ。使いつつも徐々に改善していけば良いわけじゃないですか。べつに間違えたからって「うわ、だせー、バカじゃん」とかなりませんから!インプットしたらどんどん使うことが大切ですよ♪
P.S.
ネイティヴの方って、間違えても優しく教えてくれます。僕らはネイティヴじゃないんですから、堂々と使っていきましょう!スシ、サムライ、アキバ、とドヤ顔で言う海外の方もいるんですから(笑)
ではでは!
最後まで読んで戴きありがとうございます。
たるお。 (TARUO) (@ONEs_ENGLISH) | Twitter
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