Θネイティヴならこう使い分ける!2・3人称が主語の場合もwillとbe going toは別物
たるお です。こんにちは!
やべー!やべーんだ!くしゃみが止まらねーんだ。僕は絶対にならない、遺伝子レベルで絶対にならないと信じてたのに。なっちゃったかもですね花粉症。こわくて病院にいけないワタクシです♪
今年度の最後の最後にこんな事態になるとはトホホですよ。思えば今年度はいろいろなことに挑んでいきました。初めて米を炊けるようになったり、崖の上のブランコに乗ったり、あんなことやこんなことをしたり。あなたはどうですか?
英語に関していうなら、TOEICとか英検とか頑張ってる人も多いのではと思います。最近は本屋でも英語関連の本や雑誌が猛プッシュされてますからね♪
さて、今日は2つの文を英訳していきます♪
あなたは来年は試験に受かるはずだ
風の音を聞いてみて。海は荒れるよ
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▼目次
1. willとbe going toの違い(2・3人称)
1人称が主語の場合のwillとbe going toの違いについては前の記事で考えていきました。今度は、2人称や3人称が主語の場合のwillやbe going toの違いについて考えていきますね♪
I'llとbe going toの違い
I'll do 〜
その場でとっさに決まったことI'm going to do 〜
あらかじめ頭の中できまっていること
Θ同じにしないで!ネイティヴ流の使い分け!willとbe going toの違い
と、その前に少し人称のハナシをば。人称とは文章の中に出てくる人や物が、話し手なのか聞き手なのか、それともソレ以外なのかを表すものです。ぜんぶで3つあります。
1人称とは
文章を話していたり書いている人のこと。自分のことです。「私」や「私たち」といい、英語ではIとWeの2つだけです。このブログでいうと僕が1人称。
2人称とは
文章を聞いていたり読んでいる相手のことです。「あなた」「あなたたち」のことで、英語ではyouだけです。このブログでいうと、いま読んでくれているアナタが2人称。
3人称とは
読み手や書き手でもアナタでもない人や物すべてです。人だけでなく物もというのがポイント。人の名前も3人称です。このブログでいうと、僕とアナタ以外はすべて3人称です。
以上が人称ってやつです。話を戻しますね♪
2人称・3人称が主語のwillはあまり根拠はないけど自信満々な推量をあらわすために使います。いっぽう、2人称・3人称が主語のbe going toは状況から判断して起こる見込みが高いことに使います。
かんたんに言うと、willはあまり根拠がなく、be going toには根拠があるということ。
ちょっと補足をしておくと、willは根拠がないわりに自信満々の推量なんですが、これは主節で使った場合のハナシです。ほかの場合についてはまたの機会に♪
この自信満々のニュアンスを日本語で表すなら、「〜だろう」「〜でしょう」では物足りないんですよね。「必ず〜するはずだ」「きっと〜するはずだ」「〜するに違いない」くらいが丁度いいと思います。
「〜はずだ」「〜に違いない」という日本語を見てmustを思い浮かべた人もいると思いますが、willとmustの違いについては後日また記事を用意するのでその時に♪一旦まとめます。
2・3人称のwillとbe going toの違い
2・3人称+will
あまり根拠はないけど自信満々な推量
2・3人称+be going to
状況から判断して起こる見込みが高いこと
2. 根拠はないけど自信満々なら
あなたは来年は試験に受かるはずだ
風の音を聞いてみて。海は荒れるよ
同じ日本語を英訳するとしても、文脈によって使う英語が変わってきます。今回のようにただイメージで発言しているなら、You will 〜がピッタリなんです。これは2人称+willなので、あまり根拠はないけど自信満々な推量をあらわします♪
学校の先生がよく言うセリフかもしれませんね。生徒が成績に悩んで相談にきたとき、その生徒を元気づけてヤル気にさせようとする先生がよくいます。良い悪いではなく、学校の先生たちは生徒のために、「君なら大丈夫だよ」と言うことが多いですよね。
たまーに、生徒の成績もよく知らないで、さっさと生徒を帰らせるために言う場合もあるかもしれませんが、どっちにしろこの発言は根拠がないんですよ。根拠がない発言には、You will 〜 がピッタリなんです。
ちなみに、ちょっとだけ自信がないとき、数字でいうと80〜90%推量のときには、You will probably 〜としましょう。そうすると「おそらく〜だろう」の意味になるんです。You will 〜 は100%推量です。
3. 根拠があって判断するなら
あなたは来年は試験に受かるはずだ
風の音を聞いてみて。海は荒れるよ
2つめの文の「海が荒れる」の時制はbe going toがちょうどいいです。なんでかっていうと、第1文で「風の音を聞いてみて」と言っているからです。この部分から、状況判断だと考えられるんです。
「風の音」を根拠に「海が荒れる」と言っているので、be going toがピッタリです。willや現在形は使わないように気をつけてくださいね♪
△ The sea will be rough.
根拠がない推量じゃないのでwillはよくない
× The sea is rough.
半永久的な内容でないので現在形はダメ
4. 前置詞はつけちゃダメだよ
あなたは来年は試験に受かるはずだ
風の音を聞いてみて。海は荒れるよ
「来年」と言うときに、next yearは副詞なので前置詞をつけちゃダメです。in next yearにはできません。そのほかにも、next / last / this / that / every / eachを時を表す語といっしょに使う場合は、2語で副詞となるので前置詞は要らないんです。
前置詞不要の時を表す表現
next / last / this / that / every / each
+
- Sundayなどの曜日
- week / month / year
- summerなどの季節
- morning
ただし、the next morningは the が必要です!
5. 英訳してみました♪
あなたは来年は試験に受かるはずだ
風の音を聞いてみて。海は荒れるよ
You will pass the examination next year.
Listen to the wind.
The sea is going to be rough.
さて、いかがだったでしょうか?
1人称、2人称、3人称と見てきましたが、やっぱりwillとbe going toというのは別物なんですよね。ここまでわかると英語が楽しくなってくるんじゃないでしょうか。
細かい話をしたあとで、こんなこと言うのもアレですが、間違えることにビビって話せないよりは間違えちゃった方が絶対いいです。どんどん使ってみましょう。いまはアウトプットに便利なものが沢山ありますからね♪
今日はオワリッす!
おつかれさまでした♪
P.S.
僕は自転車に乗りながら、耳にイヤホンをつっこんだ状態で英語を話していたんですけど、これはけっこうオススメですよ♪
最近はイヤホンマイクで電話する人も増えてるので、あまり変態扱いされません(笑)笑顔でやるというのが大切になります^^
ではでは!
最後まで読んで戴きありがとうございます。
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