ΘWhat do you do?で「ご職業はなんですか?」になる理由と現在形の真の意味との関係とは
2015/02/15作成
2015/05/25更新
たるお です。こんにちは!
僕のブログって、ぶっちゃけマインドの話だったり、何かをやり遂げるための環境づくりだったり、そういうことを多く書いていこうと思っていたんです。
ただ、僕自身じっさいに独学で英語を学んできて、勉強方法だけではなく、英語に関する知識も身につけているわけです。たまにはそんな英語の知識を紹介していっても良いのかなぁと考えています。
というわけで!!
今後は文法に関する解説もしていきます。
ただし、普通に要点をまとめるだけではツマラナイので、「使う」ということを目標にして解説していきます。それぞれの文法を使うときに何を意識しているのか!を意識して読んでみてくださいね♪
ではでは早速ですが、今日は現在形です。
多くの学習者は、なんとなくですぐに現在形を使う傾向があります。いったい現在形はどういうときに使うのが正しいのか、まずは現在形の意味するものから学習していきます。
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▼目次
1. 現在形は原則的には半永久的なことを表す
現在形と聞くと、読んで字のごとく「現在のことを表す」と思っている人が多いです。もしかしたら、いま画面の向こうで読んでくれているあなたもそうかもしれません。そして今日からはこう覚えてください!現在形は原則的には半永久的なことを表すと。
たとえばですね、次の英文を訳してみるとどうなるでしょうか?
My father writes novels.
「父は小説を書く」としましたね?
もちろん間違えではないです(学校でもそう教わります)ただ、会話の中で出てきたらちょっと不自然に感じると思うんですよ。上の文は現在形で書かれていますよね。先ほどの現在形は半永久的なことを表すというのを思い出してください。
父は小説を書く
→父は半永久的に小説を書く
「半永久的に小説を書く」とは、父の職業が小説を書くことということになるんです。つまり、My father writes novels.をキレイな日本語に訳すと父は物書きであるです。人が半永久的にやることといえば、だいたい職業と考えられるわけです。
現在形の真の意味まとめ
- 現在をあらわすだけじゃない
- 半永久的なことをあらわす
- 半永久的にやることは職業
2. What do you do?の直訳とは
現在形の話ついでにWhat do you do?って知ってますか?相手に職業を尋ねるときに使うフレーズなのですが、どうしてなのかって疑問に思いませんでしたか??
理由は現在形の文だからなんです。
ちょっと解説します。
What do you do? 直訳すると「あなたは半永久的に何をする人ですか?」となり、半永久的にすること=職業と解釈できます。結果として「ご職業は何ですか?」になるわけです。
ちなみにI'm a student.と答える人もいますが全然オッケーなんです♪
学生といっても、1日やそこらで辞めるものではなく、ながく安定して続くものなので、一種の職業として扱って大丈夫です。
他にも、文法書を読んでみると「不変の真理や習慣的なことは現在形で表す」と書いてありますが、現在形は半永久的なことを表すというのを踏まえていれば、本質的に理解できると思います。
what do you do?の直訳まとめ
- 半永久的に何をする人ですか?
- 半永久的に続けることは職業
- よって職業はなんですか?となる
3. 現在のことを表すこともある
ここまでずーっと現在形は半永久的なことを表すと話してきましたが、次の英文を読んでみてください。
I'm hungry.
お腹が空いている
I have a cold.
風邪を引いている
もちろん2つとも「"いま"お腹が空いている」「"いま"風邪を引いている」わけで、半永久的に続くならメチャメチャやばい(笑)
つまり、
今回は現在のことを表しているわけです。
じつは英語の動詞ではbe動詞とhave動詞がいちばん頻度が高く、それだけ使い方がたくさんあるんです。ようは例外も発生しやすい。
補足しておくと、状態動詞を現在形で使うときには現在のことを表すときもあると覚えておくといいですよ♪
半永久の現在形の例外まとめ
- be動詞とhave動詞は使用頻度が高い
- それだけ使い方も多く例外もある
- 状態動詞の現在形には注意しよう
以上のことから、なんども口をスッパムーチョにして言いますが、現在形は原則として半永久的なことを表す。
よ〜く覚えておいてくださいね (^^)
今日はオワリッす!
おつかれさまでした♪
ではでは!
最後まで読んで戴きありがとうございます。
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