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Θ破滅するよ?ゆとり世代の特徴をバカだ何だと言ってないで付き合い方を知った方がいい

2015/3/21作成
2015/6/12更新

 

たるお です。ボンジュール( ̄∠ ̄)ノ

 

先日のこと。お気に入りのカフェでのんびりと銀魂の吉原編を見ていた時のことです。夜兎どうしの戦いの中、神楽が覚醒して、めちゃんこ強くなる瞬間に事件は起きました。いいところだったのによー。

 

スーツのくたっとした、疲れ切ったサラリーマン風の男性2人が、僕のすぐそばの席に座ってきました。僕は彼らをチラッと見て、銀魂の世界に戻ったんですが、しばらくすると2人の話が聞こえてきたんですよ。

 

うちの学校のK林はホントにダメだよなぁ。根性もないしノリも悪いし。この間なんてよ〜、、、」「ホントどうしようもないですよね。ゆとり世代ってクズばかりですよ。フワフワしてて何考えてるんだかわからないわ。この間も、、、

 

みたいな話を始めたわけです。

 

そこからは1時間近く、ずーっと長々ゆとり世代をボロクソに言ってるわけです。ゆとり世代じゃなくても感じ悪いですよね。人の陰口って。しかもどうやら学校の先生らしいんですね、聞こえてくる限りでは。生徒には悪口を言うなとか言ってるんだろうなぁ。

 

最近こういう人たちって多いんです。たしかに僕は、K林さんを全く知りません。学校のことも全く知りません。ただ、ゆとり世代というのは、本当にクソみたいな世代なんでしょうか?

 

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▼目次

 

 

1. ゆとり世代を舐めるとマネジメントに失敗する

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たとえばアナタがコンサルタントをしているとしたら、クライアントさんは賢い人かもしれない。ただ、そのクライアントさんが運営しているビジネスの中で、サービスを買う人達はどんな人でしょうか。ようはエンドユーザーってやつですけど。

 

ここでいう賢い人というのは、プロ意識を持っていて、感情に流されず、情報の価値というのを知っている人たちのことです。で、この逆の人たちのことを、ゆるふわ系の人と僕は呼んでいます。

 

エンドユーザーになるのは、ゆるふわ系の一般人ですよね。自分のために何か勉強しようってならない人達です。で、エンドユーザーはって言ったんですけど、バイトとか社員とかも当てはまります。

 

だからマネジメントの教育って、みんな下手くそなんですよ。というかほとんど意味がありません。「うちはマネジメントのコンサルしてますよ!」ってところで上手くいってる例はあんまりないんですね。

 

なんでかって言ったら、賢い人が賢い人に教えてるだけだからです。じゃあアルバイトや社員は、みんながみんな賢い人なのかって話なんです。ゆるふわ系の一般人が圧倒的に多いじゃないですか。

 

 

2. ゆとり世代ってこんな人たち

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自分でプロ意識を持ってしっかり仕事をしようと思ってる人ではなく、「時間が終わるまでちょっとボケーっとしてたいな」とか、ちょっと上司の目を盗んでネットサーフィンしたりとか、そういうことをやってる人たちがマネジメントを受けてるわけですよね。

  

あとは、飲み会大好きですし、地元の友達といつも遊びたい。マイルドヤンキーって呼ばれる人が最近増えてますね。地元に愛着があって、地元から出なくて、地元の人たちとだけ付き合う。こういう人、めちゃめちゃ多くなってきてます。

 

あとはマンガも大好きです。マンガしょっちゅう読んでますね。ネットならTwitterとかNaverまとめとか大好き。あとはfacebookを使うにしても、ゴシップ記事にイイネして、なぞのアプリをインストールして読んでたりとか。

 

そういう人たちがエンドユーザだったり、アルバイトだったり社員だったりするわけですね。活字は読まない。せいぜい読んでも中身スッカスカの携帯小説くらいです。勉強もしない。勉強なんて早ければ高校、遅くても大学で終わりだと思ってますから。

 

自己成長なんてアラビア語みたいなレベルですからね。「自己成長ってナニ?何語なの?」みたいな。だから無形の価値とか言っても、「それ食べれるものなんですか?」みたいに無形の価値よりも、「そんなものよりカバンが欲しい」みたいな。

 

目に見えるものばかりを求めています。

 

 

3. 貴方やクライアントは賢いかもしれないけど

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あなたがどんなに賢い人で、物事を論理的に考えられて、勉強熱心で実力もあったとして、情報を売って教育していこうと思って、さらにお客さんにしていく人たちも賢い人で、実力や実績のある人やお金持ちをお客さんにしていこうとしても、

 

結局その先のエンドユーザーとか、アルバイトとか社員とか、そのビジネスに関わってる人たちは、ゆるふわ系の一般人ばかりですよね。まとめて言っちゃえば。

 

そのゆるふわ系の一般人のことを知らないと、どんなビジネスもそもそも出来ないんですよ。だから、教育なんてもってのほかなんです。その人たちの気持ちがわからなくて教育なんて、もってのほかなんですよ。これわかりますかね?

 

あなたが自分の収益を安定させるために、賢い人に何かを売って、その人たちがわかるように情報発信をしていって、賢くない人達、感情的になっちゃう人たちとか、情弱とかが触れられないように、もしくは自分から離れてくれるようにしたりっていうふうにやっていって、

 

お金を持ってる人たちを集めていって、1万人の情弱に1万円のものを売るよりも、100万円でも価値を感じてくれる人を100人集めて1億円稼いだ方が、もちろん効率的でビジネスとしては安定すると思います。

 

それは間違い無いですけど、その賢い人たちが何をしてるかっていったら、その人たちの先にエンドユーザーがいるわけですよ。抱えているゆるふわ系の社員とかがいるわけですよ。

 

で、もちろん賢い人たちが集まるようにスタッフを集めることもできなくはないです。それはできなくないですし、やり方次第でいくらでもできると思うんですけど、今後それは叶わなくなってくる可能性がすごく高いんですよ。

 

この話はまたの機会にします。

 

 

4. ゆとり世代を無視することは難しい

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で、とにかく伝えたいことは、ほんとにコミュニティとかビジネスの集まりとかに行っても、自分たちだけで高尚な話をしてる人が多いんですよ。すごく賢い。それが悪いってんじゃなくて、それはすごく大事なことですよ。

 

高尚な話っていうのは、すごくハイレベルな賢い話をしてるんですけど、でも、それがですね、巡って巡って巡って、最終的に誰にもそのメッセージが届かなかったら意味がないんですよ。意味ないですよね。

 

最終的にエンドユーザーに訴求していくってなったときに、そこが宙ぶらりんになるんですよ。一気に。で、めっちゃ重要じゃないですか。エンドユーザーにどうやって訴求するかって。でもわからないんですよ、ゆるふわ系の気持ちが。

 

一般大衆の気持ちがわからなかったら、訴求できないんですよ。で、彼らをコントロールできないんです。できないから、思うより売上が上がらない。マネジメントの研修をしたって、ゆるふわ系の気持ちがわからなきゃコントロールできません。

 

自分は一生懸命勉強している賢い人間で、余計なこともしない人間だったとしても、一般大衆の気持ちがわかっていなかったら上手くなんていかないんですよ。エンドユーザーを無視した教育なんて、ほぼオナニーみたいなもんです。

 

なんでほぼかというと、多少効果が出るからです。だけど、根本的な解決にはなってないんですよ。これ、本当にセミナーとかでよくある光景なんですけど、たとえば良い話にモチベートされて、「うおーやるぞ!」ってなってやってみたとして。

 

けど「思うように上手くいかないんです」って相談に行ったら、セミナー講師の人やコンサルタントが、「じゃあ別のプランも考えてみましょう」と。

 

で、「PDCAサイクルを回していって、少しずつ修正して、ブラッシュアップしていくんですよ。」「なるほど。わかりました。うおー!」ってなる。少し経って、それでも思うようにいかないなぁと。

 

これは当たり前なんです。最終的に、その企画が、たとえば会社の売り上げをアップさせるための、社員の教育としての企画だったとしたら、その社員が喜ぶようなことができないんですよ。

 

だって社員は一般人だから。ゆるふわ系だから。コンサルも同じです。コンサルしたクライアントさんが抱えるお客さん、例えば飲食店なら、そこに来るお客さんは一般大衆じゃないですか。もちろん高級なレストランとかもありますけど。

 

 

5. ゆとり世代はどんどん増えていく

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どんなに論理的に考えることができて、どんなに使えるノウハウを勉強しても、ゆるふわ系の一般人が喜ぶことや笑えることや楽しめることとか、価値を感じることがわかっていないと、これからの時代は限界が見えてくるんですよ。

 

そういう人たちが共感できるコンセプトとかメッセージとか、表現ですよね。ここも重要ですけど、そういうところまでアプローチができなかったら、最終的に上手くいかなくなってくるんです。

 

こういう賢い人って50代40代の人に多いんですけど、30代もいますが。ちゃんと考えないといけないのが、これからどんどんどんどんゆとり世代が入ってくるということです。間違いなく。

 

そりゃそうですよね、ゆとり世代ゆとり世代ってバカにしてたのって10年くらい前じゃないですか。そんな彼らが今、社会人として会社にどんどん入っていって来ています。

 

で、その人たちって、職場に入っても「使えねー!」とか言われたり、まぁホントに根性がないんで、すぐに辞めたりしてて。

 

あっ、ちなみに僕も、ゆとり第一世代です。笑

 

 

6. ゆとり世代についてもっと学ぶべき

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ゆとり世代の気持ちがわかんねーなんて言ってられないんですよ。だって、ゆとり世代がエンドユーザーにもなるわけですから。ですよね?ゆとり世代の気持ちわかんないとか言ってられないんです。

 

会社のマネジメント関係で相談を受ける方なんかには、「ゆとり世代って使えないんですけど」みたいに相談受けるんですけど、僕はそれを聞くと怒ります。なぜかって言ったら、彼らがゆとり世代の動かし方を知らないだけなんですよ。

 

ゆとり世代の動かし方を知らないだけで、勉強してもいないし、まぁ勉強できるような場所もないんですけど。ゆとり世代たちは新進気鋭の問題児たちなんで、その情報があまりシェアされてないですから。

 

動かし方を知らないだけで、知ろうともしないで、教育に関するテストもしてないわけですよね。彼らは。いまのうちから、ゆるふわ系の一般人、ゆとり世代はその局地だと思うんですけど、彼らの気持ちを知る必要があります。

 

逆にわからなければ天井がきます。対応にあたふたしてる間に、どんどん下降していきます。ゆるふわ系の一般人に刺さるメッセージやコンセプトを知る必要があるんです。

 

それはあなたが賢いクライアントを抱えていたとしても、そのおクライアントが抱えるエンドユーザーは一般人ですから。

 

だからこそ、そういう人たちの気持ちや、そういう人たちが喜ぶような企み、企画、プロモーションができるようになると、他に差がつく強い組織にもなっていけるし、お客さんも好きになり、ファンになっていきます。

 

 

7. さいごに伝えたいこと

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「ゆとり世代なんてダメだわ」なんて考えていないで、わからないことがヤバイと危機感を持った方がいいと思います。彼らの気持ちがわかるようになると、それだけでも全然変わりますよ♪

 

なによりも自分を頼ってくれるようになります。他の人たちが全然わかってくれない気持ちを自分だけが認めてあげてるわけですから。だからこそ、もう少しだけ優しく付き合ってみてください。彼らのことを知る努力をしてあげてほしいなぁ。

 

ちなみに、ゆとり世代との付き合い方としては、ホメと共感がズバ抜けて大切になります。下の3つに書いた内容が100%実践できればオッケーです。参考にしてみてください♪

 

 

 

P.S.

 

ゆとり世代の僕から、ゆとり世代の人たちにも伝えたいことがあります。いつも何でもかんでも誰かのせいにして、逃げてばかりいないでしょうか?

 

親に言われたせいで
ゆとり世代だから評価が低い
日本が勝手に決めたせいで

 

たしかに誰かの言葉に従った結果がイマなのかもしれないです。ただ、最後に決断したのは自分なんですよね。何事も自己責任で行動するクセはつけた方がいいと思います。

 

それに、もともと評価が低いってことはハードルも低いわけですよ。少しの結果を出しただけでも評価が高いというアドバンテージもあるんです。悪いことばかりじゃないね、ゆとりって。僕はそう思います。

 

ではでは!

 

 

最後まで読んで戴きありがとうございます。

 

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