Θ【裏ワザ】センター試験前日禁断の得点アップ術(英語編)
たるお です。こんにちは!
昨日はセンター試験直前ということで、受験生のクライアントさん達から様々な相談をいただきました。こういうときに頼られるって嬉しいですよね♪
で、その中でも特に多かった相談は、「センター試験前日になんとかして得点を上げる方法はありませんか?」というものだったんです。
何言ってるんだ!
そんなもんはないぜ!
裏ワザになんか頼ってちゃダメだよ!
と、いつもの僕ならそんな甘えはダメぜったい状態なんですが、彼らはこれまでにめちゃめちゃ努力して結果も残してきました。なので直前ということもありましたが、少し裏話をすることにしたんです。
今回はせっかくなので、
内容をシェアできたらと思います。
試験直前において、
点を上げる方法として挙げられるのは3つ。
①語彙力をつける
語彙力はテスト直前に点数を上げるのに、一番手っ取り早いかもしれませんね。ただまあ、センター試験の範囲など考えると、この直前期に出る可能性の低いところに集中するのは効率が悪いんですよ。時間がもったいないです。
②試験問題を盗む
これは最強です。たま〜に試験問題が流出したなんて事件もありますし、これは点数アップ間違いなしの究極の技と言えますよね。ただ、流出を願っていても何も始まらないですし、何より盗みは完全な犯罪です。
③出題者のワナを知る
僕がクライアントさんたちにお伝えしたのはコレについてです。なのでここから本題に入っていきましょう!前置き長くてごめんなさい♪
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▼目次
- 1. まずは出題者のワナを知れ!
- 1-1. 正しい内容の選択肢に、×な部分を足すことで全体としても×にする
- 1-2. 選択肢に本文そのままの部分を入れることで正解っぽく見せる
- 1-3. 受験生が誤読をしそうなときは、その誤読をニセの選択肢として並べる
- 1-4. 誤読しやすいところを問いにする
- 1-5. なるべく本文そのままではなく、解釈になっている
- 1-6. 正解は、簡単な1文だけを根拠に選べることはまずなく、なるべくたくさんの文章を読まないと、確信を持って選べないようにしてある
- 1-7. そもそもどういう内容の文章を本文に選ぶのか
- 2. 裏ワザ基本3カ条
- 3. 最後に
- 4. おまけ(カツ丼禁止)
1. まずは出題者のワナを知れ!
試験直前で知識は付いてるのに、
なぜかテストになると得点が伸びない。
正解だと思って選んでるのに、
答え合わせをするとなんか違う。
もう割り切って
全部テクニックに頼るしかない。
などなど、大きなテストの直前って、いろんな人がいろんなことを言うので、「なにを信じていいのかわからないよ!」って人もいるんじゃないでしょうか。
ひとつ確実に言えることは出題者は正解を隠しているということです。
隠しているんです!
そしてそれは隠し方がわかると案外簡単に見つかるんですよ。じゃあ早速いってみましょう!この情報が一人でも多くの受験生に届くと嬉しいです♪
と、まずその前に、
なぜこのタイミングで情報を発信するのか。
(お急ぎの方は飛ばしてください)
何よりもテストの直前キリギリまでは、しっかりと勉強して欲しかったからです。人は弱い生き物です。なるべくなら楽をしたいと考えちゃうし、テストに「裏ワザ」なんてものがあれば、ぜったいに沢山の人が飛びつきます。人間ってそういうもんです。
たしかにテクニックで解ける問題は、本当に沢山あるんですけど、それは長い目で見ると本人のためにならないんです。なにより、あくまで基礎があってこそ本領を発揮できるわけです。スポーツでもなんでもそうですよね♪
とはいえ、試験直前に新しい知識を入れるのは難しいですし、それでも「現状をなんとか打破してーんだよ!」と考えている受験生も多いとおもいます。そんな皆さんのお役に立てば嬉しいです。
まえおきが長くなりましたが、
さっそく始めていきます。
受験生が間違えるよう選択肢は工夫されている
センター試験では難問を出してはならない決まりになっています。ただ、本当に簡単な問題だけ出してたら、高得点者がドンドン出てしまって、試験としての役目を果たせなくなっちゃうんですよ。そりゃそうですよね。
本当は平均点が6割の120点くらいになるのが、おおよその基準とされています。これを難問抜きのテストで続けていくのって結構大変だと思いませんか?
そこで、
問題のレベルは変えることなく点差がつくように、出題に工夫をするしかないわけです。
この工夫ってやつは効き目がありすぎて、ひっかけ問題と呼ばれることもあり、英語の力とは関係ないところで受験生を苦しめることが多くあります。ただ逆に、その手口さえ知ってさえいれば、余裕でかわすこともできるんです。
それでは出題の工夫とは、どのようなものがあるのでしょうか。僕が知っておいて欲しいと思うものや効果のあったものを7個ピックアップしていきます。
1-1. 正しい内容の選択肢に、×な部分を足すことで全体としても×にする
完全に間違った内容では、受験生にすぐに気付かれてしまうので、大半を正解以上に正解っぽくして釣るわけです。
正しい選択肢を選んでやろうとすると、こうしたニセの選択肢に引っかかりがちです。ほんの少しでも×な部分があれば、その選択肢は全体としても×なので、そのことを肝に銘じて、むしろ×探しをして消去法を使う方が失敗しにくいんです。
1-2. 選択肢に本文そのままの部分を入れることで正解っぽく見せる
本文とまったく同じ部分が選択肢にあると、そのまんまなので合ってるように見えてしまいます。そこを突いた工夫なんです。ちゃんと内容が理解できてなくて、単に似ている選択肢を選ぼうとする人を、出題者としては間違わせたい。
そこで、表面的にはなるべく本文まんまで、じっさいには内容が一致していないニセの選択肢を並べるということをします。
1-3. 受験生が誤読をしそうなときは、その誤読をニセの選択肢として並べる
そういう選択肢がないと、受験生が自分の誤読に気づいてしまうからです。誤読した受験生は間違わせるべきだというのが出題者の考え方。選択肢問題であるせいで、救ってしまうようなことはダメだ、というのが出題者の立場なのです。
1-4. 誤読しやすいところを問いにする
1-3.と似ていますが、「間違えそうだな」というところを出題者は問いにします。
そして、「こんな内容なんじゃないかな」といった推測で解こうとする人を間違わせたい。そのために、いかにもありそうな内容の選択肢を並べるということをします。
1-5. なるべく本文そのままではなく、解釈になっている
これは正解の選択肢についてです。どういうことかというと、なるべく同じ単語や構文を使わないようにする。(同じ単語が出てくる場合もあります)
そして、内容的にも全く同じにはせず、
「これで一致してると思っていいのかな?」
と疑問に感じるくらいに変えます。
どう変えるかというと、本文の内容からこういうことが言えるだろう、という解釈ができるくらいにするんです。
解釈が行き過ぎていると、受験しとしては
「本文の内容と一致していないんじゃないか」
と不安で選びにくい。
でも、この選びにくさこそが、じつは択一式の正解の特徴なんです。ほんとイヤラシイ。
1-6. 正解は、簡単な1文だけを根拠に選べることはまずなく、なるべくたくさんの文章を読まないと、確信を持って選べないようにしてある
このことは、資料の中で大学入試センターの問題作成部会もはっきり言っている。
設問の答えに対応する本文中の部分は広いということに気づくことが、長文理解に不可欠な能力である
1-7. そもそもどういう内容の文章を本文に選ぶのか
それは ズバリ、読んだ受験生が内容を誤解しやすい文章です。
たとえば過去問のなかで、
ロバートはミミの持っているチーズの臭いに気づいてるけど、他の人が臭いに気づいたときに、ミミをかばって知らないふりをする。そして、その後でミミと2人になったときも、知らないふりを続ける
という内容のものがありました。あきらかに誤読しやすい内容です。
他の年の問題でも、
川に釣りに行く老人の話だけど、じつは老人はひとりになりたいだけで、釣りに行くのが目的ではなく、その川で魚が釣れないのも承知してる。最後には思いがけず魚がつれて、いったんは大喜びするけど、この場所に他の釣り人もくるようになるのが嫌で逃してしまう
という誤解しやすい内容でした。もちろん、釣りが目的で川に行っているというニセ選択肢があったのは言うまでもありません。
内容を推測して解く人がいるから、そういうことで正解されないように、推測しにくい内容のものを選ぶんです。
以上が出題者が問題を作る際に工夫していることです。じっさい、この7個のことを知っているだけでも、かなりの力になります。このことを意識して過去問の演習でラストスパートを図っていきましょう♪。
過去問を買っていないという人は大至急買いに行くか、下のページからでも無料で印刷できますよ♪
最後に少し補足を。
2. 裏ワザ基本3カ条
どうしてもわからない問題に出くわすことあると思います。そこで時間を取られるのも勿体ないので、そんな場合には次の3カ条を参考にしてみてください。
2-1. 純粋に見てみる
読解問題で本文にどう書いてあるか、ということをいったん離れて、この選択肢に正解の可能性はあるのか?と考えてみましょう。英文と比べるとすべての選択肢が正しく見えるように作ってあるからです。
英文と無関係に純粋にみると、最初から可能性のない選択肢にけっこう気づけます。
2-2. 選択肢同士を比べる
選択肢の比較は誰でもする。
ただそれは、どれがいちばん正解らしいかという、頭の中の正解像がチラついた比較です。そうではなく、純粋に選択肢同士を比べる。これで視界がわかります。
2-3. 正解に見えるものから消去していく
英語のテストでは、英語力のない受験生を失点させるように選択肢を作ります。かんたんに言うと、英語力なしの人が見て、正解に見える選択肢は×ということ。英語力のなさに自信のある人は、正解に思える選択肢から消去してけば、正解率は高いはずです!
無茶に聞こえるとは思うんですけど、これ、実践してみるととくわかりますよ♪
3. 最後に
なが〜くなりましたが、ここまで読んでいただいてありがとうございます。いよいよ明日はセンター試験本番です。不安のある人もいるかもしれませんが、ここまで頑張ってきた自分を信じて、全力を出し切ってきてください。
たるお。より
4. おまけ(カツ丼禁止)
いま起きてるセンター試験の受験生は
早く寝たほうがいい。
。。。と言いたいところですが、
その頑張りを讃えて一つ。
試験前日の夜や当日の朝に
「勝つ丼」を食べるのはやめよう。
タンパク質や脂質を多く含む食べ物は、
試験時に脳で使いたいエネルギーを
消化に使ってしまいます。
— たるお。 (TARUO) (@ONEs_ENGLISH) January 15, 2015
@ONEs_ENGLISH
結果として、
脳にエネルギーがなかなか行かずに、
頭が「ぼーっと」してしまうんです。
では、何がいいのか。
オススメはフルーツです。
特に「バナナ」はすごくイイ。
※写真はみかんですがバナナね♪ pic.twitter.com/vxF1hbyqnr
— たるお。 (TARUO) (@ONEs_ENGLISH) January 15, 2015
くれぐれもカツ丼で失敗しないように!
ではでは!
最後まで読んで戴きありがとうございます。
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